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linux:softwareraid

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linux:softwareraid [2013/04/08 13:46] – 外部編集 127.0.0.1linux:softwareraid [2016/05/08 12:13] (現在) Wiki Editor
行 29: 行 29:
   * 2TB超のHDDを想定してGPTパーティションテーブルを作成する。   * 2TB超のHDDを想定してGPTパーティションテーブルを作成する。
   * GPTパーティションテーブルを作成するにはpartedが用いられるがgdisk(sys-apps/gptfdisk)の方が便利。   * GPTパーティションテーブルを作成するにはpartedが用いられるがgdisk(sys-apps/gptfdisk)の方が便利。
 +  * UEFIでは必要ない(らしい:未検証)が、BIOS-GPTでgrug2を利用する場合、core.imgを置く特別なパーティション(パーティションタイプ:ef02(bios_brub))が必要となる。これは先頭から2Tib以内に置く必要がある。容量は1Mib程度でよいらしい。
   * パーティションタイプをLinux RAIDにする。   * パーティションタイプをLinux RAIDにする。
   * GPTはディスクの先頭とは別にディスクの末尾にバックアップを持つ。パーティションテーブルを初期化(破壊)するためには、ddで先頭とともに末尾も埋めなければならない。   * GPTはディスクの先頭とは別にディスクの末尾にバックアップを持つ。パーティションテーブルを初期化(破壊)するためには、ddで先頭とともに末尾も埋めなければならない。
行 47: 行 48:
 __grub0.97でRAID1を利用する場合には、「/boot」および「/」パーティションについては古いメタデータ形式にする必要がある。__ __grub0.97でRAID1を利用する場合には、「/boot」および「/」パーティションについては古いメタデータ形式にする必要がある。__
  
-基本的には--metadata=0.90で全て作成する。+<del>基本的には--metadata=0.90で全て作成する。</del> 
 + 
 +grub2が標準で利用可能になったので、--metadata=1.2など新しい形式でも利用可能。その場合、--nameオプションで名前を指定することもできる。指定しなければ、その時のホスト名を基準に作成されるようだ
  
   > mdadm --create --verbose --metadata=0.90 /dev/md1 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda1 /dev/sdb1   > mdadm --create --verbose --metadata=0.90 /dev/md1 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda1 /dev/sdb1
   > mdadm --create --verbose --metadata=0.90 /dev/md2 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda2 /dev/sdb2   > mdadm --create --verbose --metadata=0.90 /dev/md2 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda2 /dev/sdb2
   > mdadm --create --verbose --metadata=0.90 /dev/md3 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda3 /dev/sdb3   > mdadm --create --verbose --metadata=0.90 /dev/md3 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda3 /dev/sdb3
 +  
 +  #grub2以降の場合
 +  > mdadm --create --verbose /dev/md3 --name=NAME --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda3 /dev/sdb3
 +  
  
   * --level   * --level
行 67: 行 74:
     * grub1を使う場合にはinitrdが必要であり、少なくともinitrdが置かれているパーティション(=/boot)はmetadata=0.90でなければならない。     * grub1を使う場合にはinitrdが必要であり、少なくともinitrdが置かれているパーティション(=/boot)はmetadata=0.90でなければならない。
     * rootfsもgrubが扱えない形式(metadata=1.x)であればマウントできず起動できない。     * rootfsもgrubが扱えない形式(metadata=1.x)であればマウントできず起動できない。
-    * initrdを利用すればrootfsがmetadata=1.xでもマウントできる+    * initrdを利用すればrootfsがmetadata=1.xでもマウントできる。grub2でもmetadata1.xではカーネルのデバイスの自動決定がうまく動かないようなので、initrdで/etc/mdadm.confを読み込んでRAIDをスタートさせてからマウントしないといけないようだ
  
 initfamfsの作成 initfamfsの作成
linux/softwareraid.txt · 最終更新: 2016/05/08 12:13 by Wiki Editor

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