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メモ:latex [2020/05/01 21:45] – [行間] adminメモ:latex [2020/05/04 23:18] – [1ページあたりの図表の数] Wiki Editor
行 89: 行 89:
   # 2段組みの場合   # 2段組みの場合
   \renewcommand\dblfloatpagefraction{.5}     \renewcommand\dblfloatpagefraction{.5}  
- + 
 +===== floatのみのページの図表配置 ===== 
 +図だけのページの配置は専用のパラメータが設定されている。前のページから押し出されて図がはみ出し、次のページに図が1枚だけになってしまった場合など。図に続いて文字などがあると図は上詰めで配置されていくが、文書の最後やclearpageなどで残った図を張り付けてから改ページが行われる場合などに起こることが多い気がする。 
 + 
 +標準では以下の設定になっているようだ。 
 +  \@fptop = 0pt + 1fil 
 +  \@fpsep = 8pt + 2fil 
 +  \@fpbot = 0pt + 1fil 
 + 
 +@fptopはフロートのみのページの上部の余白。余白は0だが1filでページの上側が伸び縮する予約で調整される。下の予約や図と図の間の余白との関係で相対的に決まる。標準では@fpbotも同じ設定なので、上下均等に余白が作られる。したがって、全体として図が縦方向の中央に配置される。上詰めしたければ@fptopを0ptのみにすれば、下の伸縮可能な余白が上まで上がってきて、上詰めになる。 
 + 
 +@fpsepは図が2枚以上ある場合の図と図の間の配置設定。標準だと、図と図の間の余白が2filなので、相対的にやや広くなって全体に均等に配置されるようだ。すべての図を上詰めにするなら、@fpsepも2filを取り除けばよい。0ptにすると図と図の間隔が狭くなりすぎるため、必要に応じて適宜調整。 
 + 
 +文書全体で調整するにはプリアンブルに以下を追加する。 
 + 
 +  \makeatletter 
 +  \setlength{\@fptop}{0pt} 
 +  \setlength{\@fpsep}{8pt} 
 +  \setlength{\@fpbot}{0pt plus 1fil} 
 +  \makeatother 
 + 
 + 
 ===== 見出しの余白 ===== ===== 見出しの余白 =====
 詳細はもう少し調査。見出し、小見出しの上下の余白を調整。 詳細はもう少し調査。見出し、小見出しの上下の余白を調整。
メモ/latex.txt · 最終更新: 2022/01/25 10:16 by Wiki Editor

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