メモ:latex
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メモ:latex [2021/10/06 09:49] – [表の行間の余白] Wiki Editor | メモ:latex [2021/10/06 11:15] – [丸囲み数字等のフォント] Wiki Editor | ||
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原因は非常に単純な点にあった。問題は、丸囲み数字の箇所が「欧文」として扱われており、Times New Romanにコードポイントに対応するフォントが用意されておらず、フォントが抜けてしまう様だった。試しに欧文フォントをIPAフォントに変えてみると、ごく普通に丸囲み数字もPDFで表示できる。丸囲み数字を入力するのが日本語IMEで変換するため、てっきり日本語の全角文字扱いだと思っていたが、かつてと異なりユニコードでは①はU+2460というコードポイントが割り当てられており、このコードが入力されている。そして、このコードがある範囲がxelatexでは欧文として扱われるため、欧文フォントの設定が適用されていたためにフォント抜けが発生していた。 | 原因は非常に単純な点にあった。問題は、丸囲み数字の箇所が「欧文」として扱われており、Times New Romanにコードポイントに対応するフォントが用意されておらず、フォントが抜けてしまう様だった。試しに欧文フォントをIPAフォントに変えてみると、ごく普通に丸囲み数字もPDFで表示できる。丸囲み数字を入力するのが日本語IMEで変換するため、てっきり日本語の全角文字扱いだと思っていたが、かつてと異なりユニコードでは①はU+2460というコードポイントが割り当てられており、このコードが入力されている。そして、このコードがある範囲がxelatexでは欧文として扱われるため、欧文フォントの設定が適用されていたためにフォント抜けが発生していた。 | ||
- | 単純な解決策は、欧文もすべて日本語フォントにすること。IPAex明朝などは、半角文字もきれいに出力できるので、これはこれでよい。しかし、どうしてお欧文には別フォントを利用したい場合、丸囲み数字の箇所だけフォント指定するとか、段落単位で逐一フォント指定するとか個別対応が必要となる。これでは、個別に置換するのと手間はあまり変わらない。そこで | + | 単純な解決策は、欧文もすべて日本語フォントにすること。IPAex明朝などは、半角文字もきれいに出力できるので、これはこれでよい。しかし、どうしてお欧文には別フォントを利用したい場合、丸囲み数字の箇所だけフォント指定するとか、段落単位で逐一フォント指定するとか個別対応が必要となる。これでは、個別に置換するのと手間はあまり変わらない。そこで以下を参考に設定を追加。 |
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* [[https:// | * [[https:// | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
+ | |||
+ | \xeCJKDeclareSubCJKBlock{kana}{ "0600 -> " | ||
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+ | 上記のように、xeCJKパッケージの\xeCJKDeclareSubCJKBlockで、和文として扱うコードの範囲を指定してやる。単純に和文として扱うだけなら、上記のように必要な個所のコードを指定すれば、全体で設定している和文フォントが利用される。範囲の指定は、コードポイントでも、コードポイントに対応する文字でも指定できるようだ。また、必要に応じてここで指定したブロックだけ別フォントを割り当てることも可能。ここでは横着して、とりあえずASCII文字+α以上のコードポイントはすべて和文と指定して丸囲み数字等をすべて日本語フォントにしてしまうが、もう少し丁寧に設定する方が望ましいだろう。範囲指定の際は、Unicodeのブロック表を参照する。 | ||
+ | |||
+ | * [[https:// | ||
メモ/latex.txt · 最終更新: 2022/01/25 10:16 by Wiki Editor